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喘息治療用の貼付剤、胸に貼らないと効かない?

2015/12/30
荒井 有美(北里大学病院医療の質・安全推進室)

問題
 「貼付剤(ちょうふざい)」は、皮膚に直接貼りつける薬剤ですが、貼る部位や貼り方は様々です。次のうち、適切なものはどれでしょう?

【1】透析中の患者さんに、穿刺時の疼痛緩和目的でペンレステープ(一般名リドカイン)が処方され、穿刺部位を避けて貼るように説明した。

【2】喘息の患者さんから、気管支拡張薬のホクナリンテープ(ツロブテロール)の貼付部位について尋ねられ、「気管支に作用する薬なので、貼り付ける場所は胸の辺りだけにしてください」と説明した。

【3】肺がんの患者さんに、オピオイド鎮痛薬のデュロテップMTパッチ(フェンタニル)が処方された。貼付部位が毛深かったので、カミソリで除毛してから貼付した。

【4】アルツハイマー型認知症の患者さん。清拭時に背中に貼っていた治療薬のリバスタッチパッチ(リバスチグミン)が剥がれてしまったため、すぐに新しいものに貼り替えた。

著者プロフィール

荒井有美(北里大学病院医療の質・安全推進室専従医療安全管理者、保健師・看護師・薬剤師)●あらい ゆみ氏。1990年北里大学薬学部卒業後、同大東病院薬剤部に勤務。97年同大看護学部に社会人入学し、2001年同大病院に看護師として入職。現在は専従医療安全管理者として病院全般にわたるリスクマネジメントに従事している。

連載の紹介

荒井有美の「今さら聞けない薬の話」
薬剤師と看護師のダブルライセンスを持つ荒井有美氏が、看護師が臨床現場で本当に必要な薬の知識を、クイズ形式でわかりやすく解説します。監修:古川裕之氏(山口大学病院薬剤部長)

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