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[CASE17-02]
訪問診療は「まだ必要ない」…主治医の真意は?

2021/09/29
川上 加奈子(よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任)

【困難事例17】主治医の関心が薄いと感じる胆管がん末期のQさん

 今回は、前回ご紹介した「困難事例17のQさん」のその後をお伝えします。

ケースの振り返りとその後

 82歳男性のQさん。末期の胆管がんであることが判明するも、積極的な治療はしないという方針から小さなクリニックで疼痛コントロールのみ行われていた。

 クリニックの医師は、通院が大変だろうからと「代理受診でかまわない」と家族に話したため、本人は受診せず。

 しかし、麻薬が開始され増量されても、まだ訪問診療には切り替えられず、診察もなく採血検査もされないまま状態が悪化してきたため、なんとか訪問診療に切り替えてもらえるように主治医へのアプローチを試みた。

 しかし往診はいぜん入らぬまま、かなり状態が悪化してきたため、そろそろ緩和ケアの申し込みが必要ではないかと考え、家族から主治医に尋ねてもらった結果、主治医からは「まだ必要ない」という返事があり、担当看護師として、主治医の今後の方針が見えない状況に困惑していた。

連載の紹介

カンファで解決!訪問看護の困難事例
よつば訪問看護リハビリステーション(横浜市瀬谷区)が行っている事例検討会を通して、訪問看護の現場で起こる様々な困難事例の解決方法を考えていきましょう。看護師の学び・仕事に役立つサイト「ナース専科」の協力でお届けします。
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