日経メディカルAナーシングのロゴ画像

[CASE15]
週1回の訪問で自主リハビリを続けてもらうには

2021/06/30
川上 加奈子(よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任)

【困難事例15】放射線治療を挟んでリハビリの継続が途絶えてしまったケース

 82歳独居の女性のOさん。1年以上前から胸のしこりに気がついていたが、家族に心配をかけたくないために、症状を隠し、受診せずに生活を続けていた。その結果、腫瘍はカリフラワー状の自壊創へと巨大化し、痛みを我慢できなくなったため受診、左腋窩に転移のある進行性の局所乳癌と診断された。

 Oさんからは「もう歳だし死んでもかまわないと思っていた」と発言があり、術前は生きる意欲がなく無気力であった。しかし手術により巨大な腫瘍が除去されると、前向きな発言が聞かれるようになってきた。そこで自宅でのリハビリをサポートするためと、創の処置のため、訪問看護が開始となった。

連載の紹介

カンファで解決!訪問看護の困難事例
よつば訪問看護リハビリステーション(横浜市瀬谷区)が行っている事例検討会を通して、訪問看護の現場で起こる様々な困難事例の解決方法を考えていきましょう。看護師の学び・仕事に役立つサイト「ナース専科」の協力でお届けします。
ナース専科

この記事を読んでいる人におすすめ