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[CASE07]
病後に体重が増え続け…生活指導の決め手は?

2020/06/25
川上 加奈子(よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任)

【困難事例7】体重管理と家族指導の難しさを感じたケース

 50歳男性、Gさん。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺がある。

 発症当初は寝たきりの状態であったが、なんとか車椅子乗車を目指してリハビリを継続し、現在では1回に2時間は車椅子上座位を保てるようになってきている。

 しかし、なんらかの発達障害または高次機能障害があるのか(診断はついていない)、すべてのことに無関心であり、他動的なリハビリにも拒否はないものの、自主練習をすることは困難な状況。

 車椅子への乗車もリハビリも、医療スタッフが訪問したときの週3回のみに限られている。

 そのため、体重はこの数年で10kg近くも増加し、健康管理のうえで体重増加が問題となっている。

 母親と同居しているが、母親もパーキンソン病があり、手が震え、栄養バランスまで考えた食事管理は難しい状態である。

連載の紹介

カンファで解決!訪問看護の困難事例
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