日経メディカルAナーシングのロゴ画像

[CASE04]
看護の力で限界突破! 血糖自己管理が可能に

2020/03/25
川上 加奈子(よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任)

【困難事例4】「理解力が低く血糖コントロールが難しい」ケース

 70歳男性、Dさんは20年前から糖尿病を指摘されていたが放置していた。

 昨年10月、糖尿病が悪化し血糖管理を目的として3カ月程度、入院している。

 退院時のカンファレンスでは、「病識がなく内服管理も難しいと思われる。インスリンや血糖測定の手技は入院中の指導でも困難だったため期待はしていない。安否確認ができればそれでよい」という、病院としても指導の限界を感じていることを表したようなサマリー付きの退院だった。

 Dさんは、長い文章は内容を理解できず、少し複雑な会話でも混乱してしまう状態。

 またDさんは、統合失調症の診断は出ていないものの、常に人に見張られているという被害妄想があり、近所や病院でもトラブルが多くあった様子。

 妻は他界しており独居。子供は遠方に住んでいて介護は困難な状況である。

連載の紹介

カンファで解決!訪問看護の困難事例
よつば訪問看護リハビリステーション(横浜市瀬谷区)が行っている事例検討会を通して、訪問看護の現場で起こる様々な困難事例の解決方法を考えていきましょう。看護師の学び・仕事に役立つサイト「ナース専科plus」の協力でお届けします。
ナース専科plus

この記事を読んでいる人におすすめ