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おかしくないか?2015年度介護報酬改定

2015/03/20
多江和晃

 2月6日、2015年度介護報酬改定の詳細が発表され、業界に激震が走った。ほぼすべての介護保険サービスがマイナス改定となったからだ。少子高齢化が進むわが国の今後を見据えた、財源を考慮した上での削減だということはもちろん理解できる。とはいえ、昨年の診療報酬改定の時もそうだったが、点数の算定要件を見ると、「えーーーー!そんな要件なの????」と驚かされたり疑問に感じたりする内容も多い。今回はそれらについて書いてみたい。

 まず、今回の介護報酬改定で訪問看護に新設された「看護体制強化加算」の算定要件について。在宅の中重度要介護者の療費生活に伴う医療ニーズに、適切に対応できる訪問看護事業所評価するというのがこの加算の目的で、以下の3要件を満たす場合月300単位加算されるという。

著者プロフィール

多江和晃氏(Life On Vital Element代表取締役)●たえ かずあき氏。福井赤十字看護専門学校卒業後、福井赤十字病院、順天堂大附属順天堂医院などを経て、2007年に起業。現在、都内城南地区を中心に訪問看護事業所8拠点、居宅介護支援事業所等、計11拠点を運営し、14年にフィリピン支社開設。

連載の紹介

多江和晃の「失敗しない!?訪問看護ステーションの創り方」
「最期まで在宅で暮らせる環境を提供したい」ー。そんな思いから土日祝日も運営することをモットーに訪問看護ステーションを立ち上げ、事業拡大を進めてきた多江氏。「人こそすべて」と語る敏腕経営者が、人材マネジメントのノウハウを、自身の“失敗談”も交えて綴ります。

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