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シリーズ◎特定行為研修の活かし方
新生児・小児領域で特定行為できる看護師育成へ
埼玉医大総合医療センター、NICU・PICU看護師の新たなキャリアの選択肢に

 埼玉医科大学総合医療センターが、NICU(新生児集中治療室)やPICU(小児集中治療室)で特定行為を行う看護師を養成するための研修プログラムを立ち上げることが分かった。現在、「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)の指定研修機関の申請に向け準備を進めており、2016年度中の研修開始を目指す。

 同病院が実施するのは、特定行為として国が規定した21区分38行為のうち、人工呼吸器管理、瘻孔管理、胸腔ドレーン管理、中心静脈カテーテル管理などNICU ・PICUでの業務に関連した計6区分11行為を盛り込んだ研修プログラムだ。臨床推論や病態生理などの「共通科目」(計315時間)は、ビデオ教材のほか、放射線科医・病理医・薬剤師・臨床検査技師などの関係職種によって行い 、「区分別科目」は小児科・新生児科の医師らが中心となって指導する。

 初年度は、同病院NICUに勤務する新生児集中ケア認定看護師(CN)の受講を想定しており、「候補者の3人は通常の3交替勤務から外れ、医師のチームに加わって人工呼吸器の取り扱いなど現場でトレーニングが受けられるよう準備を進めている」と小児科教授で総合周産期母子医療センター長の田村正徳氏は説明する。

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