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NEWS◎国際モダンホスピタルショウ2014
看護師が考案した低価格喀痰吸引シミュレータ
患者家族や介護職員への効果的な指導・教育が可能に

写真1 メディトレくん
口腔・鼻腔と気管内の喀痰吸引、経鼻経管栄養注入、胃ろうからの栄養注入のシミュレーションが1台でできる。

 現役の訪問看護師が考案した喀痰吸引シミュレータ「メディトレくん」が、今年2月に発売された(写真1)。喀痰吸引や経管栄養注入の練習に使う。発泡スチロール製で総重量が約1.4kgと軽い上、3万9800円(税抜き)と低価格なのが特徴だ。7月16~18日に開催された「国際モダンホスピタルショウ2014」で展示された。

 メディトレくんは本体を左右に分けられ、口腔から食道や気管支までの解剖学的な構造を断面で把握できる(写真2)。吸引チューブの接触で嘔吐反射が起きやすい部分や、嚥下に重要な咽頭蓋、声帯などは黄色く着色されている。「最初は断面の状態でシミュレーションを行うことで、チューブの動きを視覚的に理解でき、吸引時に接触に注意が必要な部位なども分かる」とメディトレくんを考案したナースあい(神戸市中央区)代表取締役の多田真寿美氏は話す。多田氏は、現役の訪問看護師でもある。

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