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NEWS◎災害看護の共同大学院
国公私立5大学による災害看護博士課程が開講
国際的リーダー育成へ、国際学術誌「HEDN」も創刊

 4月5日、国公私立5大学院による新たな博士課程「共同災害看護学専攻」が開講した。高知県立大、兵庫県立大、東京医科歯科大、千葉大、日本赤十字看護大の5大学がタッグを組み、災害看護グローバルリーダー(Disaster Nursing Global Leader;DNGL[ディングル])の育成に取り組むもの。国公私立による共同大学院は、国内初の試みだ。初年度となる今年は、JICAで活動していた人や、福島県で復興庁の仕事に従事していた人など、計11人の看護関係者が入学した。

 東日本大震災においては、多くの看護師が発生直後から現地へ赴き、ケアを提供し、復興に向けて今なお、地域でさまざまな活動を展開している。一方で、今後国内外で起こり得るさまざまな自然災害や、テロやインフルエンザといった未曾有の事態に立ち向かっていくためには、情報・資源の限られた中で分野横断的に課題を捉え、多職種と協働し意思決定を図っていくことのできるリーダーの養成が必要であることが、震災を機に明らかになった。そこで、これまで災害看護学を牽引してきた国内5大学が一丸となり、各々蓄積してきたノウハウを共有し、DNGL養成プログラムを構築した。

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