活動が始まったとはいえ、医療現場においてはまだまだ超少数派の“特定看護師”――。12月6日から大阪で開催された第33回日本看護科学学会学術集会の交流集会「“特定看護師”のかかえる課題および支援体制について考える」では、大学院でのNP(診療看護師)養成課程を修了した特定看護師や受け入れ医療機関が、現場における特定看護師の支援体制などについて講演した。
国内ではこれまでに、7つの大学院において100人近いNPが養成された。養成課程を修了した特定看護師は、厚生労働省の「特定行為に関する養成・業務の試行事業」に参加する形で実習・実践を行っており、その活用策が模索されているところだ。ただし現状では、特定看護師の認知度が低いことや、現場での位置付けや今後のキャリアが定まっていないことなど課題も多い。
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