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日経ナーシングクイズ

急性期看護◎第6回
52歳男性。150回/分の頻脈

2014/05/02
能芝 範子(大阪大学医学部附属病院集中治療部副師長、急性・重症患者看護専門看護師)

 下血の精査にて内科病棟に入院中。10時のバイタルサインは脈拍96回/分、血圧138/52mmHg、呼吸12回/分、体温36.5℃、SpO2 98%(Room Air)であった。正午ごろにナースコールがあり、「動悸がする」と訴えがあり訪室すると、顔色が少し悪いように感じたが、意識ははっきりしていた。脈を測定すると150回/分の頻脈であったため、簡易ベッドサイドモニターを他の看護師に持ってきてもらい装着した。これまで循環器系の疾患は指摘されておらず、不整脈などもなかった。

問 医師に報告する前に現在の状態を評価するための行動として適切なものはどれか?

(1)12誘導心電図をとり、調律(リズム)を明らかにする。
(2)血圧測定を行い頻脈となる前の血圧との差を把握し、他のバイタルサインも速やかに確認する。
(3)頻脈は一時的なもので、すぐに治まると考えられるので、5分程度様子観察を続け、動悸のほかに症状がないか確認する。

連載の紹介

Aナーシングクイズ
臨床現場でナースが判断に迷う場面を想定したクイズ。フィジカルアセスメントの知識から患者応対の仕方まで、各分野のエキスパートが幅広く出題します。明日の看護に役立つ解説ページは必見!“看護力”のチェックに、ぜひチャレンジしてください。

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