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日経ナーシングクイズ

急性期看護◎第3回
65歳男性。全身のむくみと息切れ

2014/01/30
能芝 範子(大阪大医学部附属病院集中治療部副師長、急性・重症患者看護専門看護師)

 65歳男性。心筋梗塞の既往あり。毎朝ウォーキングをしていたが、2週間くらい前から息切れを感じ、運動を控えていた。また、ズボンや靴下がきつくなるほどのむくみを自覚していた。朝から倦怠感が強くなり、夜間に呼吸困難が増悪し救急車を要請した。来院時バイタルサインは意識清明、脈拍115回/分(整)、血圧138/78mmHg、呼吸26回/分、体温37.0℃、SpO2 94%(酸素マスク10L/分)であった。聴診にて心雑音は明らかでなく、肺野ではcoarse crackleを聴取した。12誘導心電図では洞性頻脈でST-T変化は認めなかった。胸部X線では肺うっ血像を認めた。体重は2週間で3kg増加していた。

問 急性心不全が疑われる。これから選択される治療はどの組み合わせが考えられるか?
(1)非侵襲的陽圧呼吸(NPPV)+血管拡張薬投与+利尿薬投与
(2)NPPV+血管拡張薬投与
(3)強心薬投与+利尿薬投与

連載の紹介

Aナーシングクイズ
臨床現場でナースが判断に迷う場面を想定したクイズ。フィジカルアセスメントの知識から患者応対の仕方まで、各分野のエキスパートが幅広く出題します。明日の看護に役立つ解説ページは必見!“看護力”のチェックに、ぜひチャレンジしてください。

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