日経メディカルAナーシングのロゴ画像

一家揃ってコロナ感染、後遺症のリアル

2022/07/18
ピネガー由紀

 私は2020年、2021年の2年間で合計12カ月以上にわたってコロナ病棟で勤務してきたが、その間コロナに感染することはなかった。

 しかし2022年6月上旬、ついにコロナに感染してしまった。次女がまず感染し、次々と家族間で広がった。最後に私が感染した。おそらく感染源は次女の学校だろう。あれだけコロナ病棟で感染対策に神経を尖らせていたのだが、あっけなく家族全員が感染してしまった。

 幸い症状はインフルエンザのような感じで、入院することなく在宅療養で済ますことができた。しかし問題はその後だ。この原稿を書いている現在、発症から3週間半が過ぎたが、I am still on sick leave(いまだに私は病気休暇中)。それどころか、I’m struggling to carry out the everyday activities.(日常生活に支障を来している)。

 今回は英国でのlong COVID(コロナ後遺症)と英国NHS(National Health Service:国民保健サービス)のsick leave(病気休職)、sick pay(病気休職中の給与)について書いてみたい。

著者プロフィール

ピネガー由紀(英国正看護師、フリーランス医療通訳)●ぴねがー ゆき氏。2013年、英国マンチェスター大学看護学部卒。公営の急性期病院(NHS病院)の正看護師として、主に外科部門で病棟、手術前アセスメント、入院管理、学生指導などを担当。2015年よりフリーランス医療通訳としても活動を開始。2020年4月より新型コロナウイルス感染病棟に勤務。ツイッターで情報発信中。YouTubeでも医療英語やイギリスの看護師、連載中に出てくる英文を紹介します。

連載の紹介

ピネガー由紀の「英国NHS看護師の現場ルポ」
母国語同士でも要注意!「病院の言葉」の分かりにくさは、洋の東西を問わない──。英国の公的病院(NHS病院)で看護師として働く傍ら、医療通訳としても活躍している著者が、医療現場でよく使われる英語のフレーズを切り口に英国医療の今を伝えます。

この記事を読んでいる人におすすめ