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ワクチンの知識だけじゃない! 小児科看護師に必要なもの

2022/03/04
ピネガー由紀

 英国でもいよいよ5~11歳に対しての新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる。大学病院で勤務をする傍らワクチン接種バイトを続けている私は、先日この年齢枠の接種についての研修と試験を受けてきた。

 驚いたことに、医療的な研修内容は2割程度に過ぎず、残りの8割は「法的問題、児童虐待認知と対処、コミュニケーション」などに関するものだった。実はこの研修前に一つ上の年齢カテゴリーである12~15歳のワクチン接種看護師の研修も受けたのだが、そこでも今回と同様、医療的な内容はごく一部だった。今回はワクチンを通して、医療面以外で英国の小児科看護師に必要とされる知識について書いてみたい。

著者プロフィール

ピネガー由紀(英国正看護師、フリーランス医療通訳)●ぴねがー ゆき氏。2013年、英国マンチェスター大学看護学部卒。公営の急性期病院(NHS病院)の正看護師として、主に外科部門で病棟、手術前アセスメント、入院管理、学生指導などを担当。2015年よりフリーランス医療通訳としても活動を開始。2020年4月より新型コロナウイルス感染病棟に勤務。ツイッターで情報発信中。YouTubeでも医療英語やイギリスの看護師、連載中に出てくる英文を紹介します。

連載の紹介

ピネガー由紀の「英国NHS看護師の現場ルポ」
母国語同士でも要注意!「病院の言葉」の分かりにくさは、洋の東西を問わない──。英国の公的病院(NHS病院)で看護師として働く傍ら、医療通訳としても活躍している著者が、医療現場でよく使われる英語のフレーズを切り口に英国医療の今を伝えます。

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