入院しても、必要な医療・看護・介護を切れ目なくつなぎ、患者のくらしを継続するためには、退院支援専門部署だけでなく、日々患者の一番近くにいる病棟看護師が力を発揮することがポイントとなります。
各施設においては、地域の中で担っている役割機能や課題、看護師の特性に合わせて、退院支援のスタッフ教育を工夫していると思います。今回は、急性期病院での退院支援に対するスタッフ教育の一例として、私の所属する慶應義塾大学病院(以下、当院)の例をご紹介します。
▲ワザあり!ポイント(1)
患者のくらしを継続するために、病棟看護師の力を強化しよう!