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看護師が「治療の視点」を持つということ

2015/01/23
谷田真一(藤田保健衛生大学病院中央診療部FNP室 診療看護師)

 このたび、NP(Nurse Practitioner)についてエッセー執筆のお話をいただきました。NPは、「特定看護師」や「診療看護師」と訳されます。新たな資格ではなく、法律上の身分は看護師ですが、看護師として臨床経験を持つ者が大学院で生理学や薬理学から診断学に及ぶ医学的知識や、後述する特定行為について学び、医師と看護師の中間職種として役割を果たすことが期待されています。

 わが国では2009年に「規制改革推進のための3カ年計画」の閣議決定により、看護師の役割拡大の検討が始まり、並行して、大学院でのNPの養成もスタートしました。最終的に、14年6月に「特定行為に係る看護師の研修制度」として法案が成立し、15年10月の施行が予定されています。高度な知識や技術を要する医行為(特定行為)を、手順書を用いて行えるようにするための研修制度で、今後はNP養成大学院も同制度の指定研修機関となり、カリキュラムの中で特定行為研修を行うことになります。

著者プロフィール

2014年3月、藤田保健衛生大学大学院保健学研究科看護学領域急性期・周術期分野を1期生として修了し、「診療看護師」として勤務する8人が執筆を担当します。

連載の紹介

NP養成の舞台裏@藤田保健衛生大学
各地の看護系大学院で養成が進む診療看護師(Nurse Practitioner;NP)。その一つ、藤田保健衛生大学大学院の修了生が、大学院での学びや現場での実習の様子など、NP養成の“舞台裏”を紹介。看護師が治療の視点を持つ意義について考えます。

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