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第4回
看護にみるお国柄─マレーシア隣国の看護事情

2021/11/26
ムニアンディ知紗(医療通訳・看護師、マレーシア在住)

写真1 ディーパバリは、光を灯して正義の勝利を祝ったことから、ライティングフェスティバルとも呼ばれる。

写真2 ディーパバリ定番のムルク(右上の渦巻き状のお菓子)、クッキー、インド系スイーツ(中央)。どれも各家庭で作られる。

 Vanakkam(タミル語のこんにちは)。この原稿を書いている今、ちょうどディーパバリ(deepavali、ディワリ、ディーワーリーとも)というインド系の年中行事の真っ最中です。

※タミル語:インドで使われている主要な言語の1つ。主に南インドのほか、移民に伴いシンガポール、マレーシア、インドネシアなどでも話されている。

 ディーパバリはヒンズー教の光の祭典で、地上にはびこる悪を、人間に化したヒンズー教の神様が打ち負かしたことをお祝いする日です。日本のお正月のように、1年で最も盛大にお祝いします(写真1)。

 ディーパバリでは、色々な種類のクッキーを作ります。中でも、ムルク(murukku)というスパイスが利いた揚げ菓子は、日本のおかきのようなもので、家庭ごとの味がありディーパバリには欠かすことのできないアイテムになっています(写真2)。

 今回は、ディーパバリにちなんで、インドでの看護事情とマレーシア近隣諸国の看護事情についてお伝えしていこうと思います。

著者プロフィール

ムニアンディ知紗(看護師、医療通訳、マレーシア在住)●むにあんでぃ ちさ氏。看護短大卒業後、大学病院の手術室、消化器内科・脳神経内科病棟勤務。幼少からの夢だった海外生活を英語力ゼロで実現。「失敗は成功のもと」をモットーに、会社員、レストラン経営などを経て、やはり医療・看護の仕事に携わりたいと現在は医療通訳としてクリニックに勤務する。

連載の紹介

常夏マレーシアのクリニックから
日本でナースとして働き、現在はマレーシアで医療通訳をしている筆者が、マレーシアでの看護経験、医療・看護について思うこと(日本と違うところ、面白いところ、疑問に思うところ)などをナースの視点から紹介します。あまり知る機会のないアジア諸国の医療・看護の1例として、マレーシアの医療・看護事情をお届けします。

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