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第2回
マレーシア、活動制限令下のコロナとドリアンと

2021/09/22
ムニアンディ知紗(医療通訳・看護師、マレーシア在住)

写真1 果物の王様・ドリアン。1キロ10~100リンギット(2500円)ほどで様々な味とブランドが楽しめる。※1リンギット=26.32円(2021年9月15日現在)。

 Helo(こんにちは)。2021年6月から再施行されたトータルロックダウン(都市封鎖)による生活行動制限で沈んでいるマレーシアですが、最近まで街には独特な香りとともにちょっとした活気が戻ってきていました。

 活気をもたらしてくれたのは果物の王様・ドリアン。何ともいえない独特な香りと舌触りで人々を魅了するドリアンですが、国内での人気だけではなく、今年は最高級品種が中国と日本に出荷されていたようです。

 マレーシアでは長らく都市封鎖をしているにもかかわらず新型コロナウイルスの感染者数が増えており、最近のクリニックは新型コロナ対応と「食べ過ぎて血圧が上がってしまった」「大量買いして持ち帰り腕の筋を痛めた」などといったドリアン被害の患者さん対応で忙しい毎日です。

 今回は、マレーシアでの新型コロナ対応について、初期・中期の様子を振り返りながら、現在の医療対応の様子をお伝えしたいと思います。

著者プロフィール

ムニアンディ知紗(看護師、医療通訳、マレーシア在住)●むにあんでぃ ちさ氏。看護短大卒業後、大学病院の手術室、消化器内科・脳神経内科病棟勤務。幼少からの夢だった海外生活を英語力ゼロで実現。「失敗は成功のもと」をモットーに、会社員、レストラン経営などを経て、やはり医療・看護の仕事に携わりたいと現在は医療通訳としてクリニックに勤務する。

連載の紹介

常夏マレーシアのクリニックから
日本でナースとして働き、現在はマレーシアで医療通訳をしている筆者が、マレーシアでの看護経験、医療・看護について思うこと(日本と違うところ、面白いところ、疑問に思うところ)などをナースの視点から紹介します。あまり知る機会のないアジア諸国の医療・看護の1例として、マレーシアの医療・看護事情をお届けします。

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