日経メディカルAナーシングのロゴ画像

選択的夫婦別姓はメリットだらけ

2021/06/16
小林光恵

イラスト:立花 満

 連続テレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系、2021年4月期)の主人公・大豆田(おおまめだ)とわ子さんは、バツ3という設定です。第1話の早い段階で、とわ子さんのいとこの結婚パーティーの場面が出てきます。彼女の父親が元参議院議員で、再び選挙運動を始めているからか、さまざまな関係者が参加しているようです。とわ子さんは、そのパーティーで、1回目、2回目、3回目それぞれの結婚時代の知り合いから、次々と当時の名字で声をかけられます。それにより、彼女のこれまでの名字の変遷が「大豆田→田中→佐藤→中村→大豆田」だと分かります。

 彼女は現在、大手ではないものの、センスと技術に定評のある建設会社の社長職に就いており、建築士としてバリバリ働いてきたことが分かります。パーティーでそれぞれ別の名字を呼んできた人たちは仕事やサークルなどの関係者のような雰囲気があり、彼女は結婚・離婚で戸籍上の名字が変わるたび、それに合わせて仕事などの活動上の名字も変更してきたものと思われます。つまり、旧姓使用はしてこなかったわけです。彼女は正直で割り切りや決断が早く、全体にタフな精神の持ち主なのではないかと想像します。名字が変わったときの周囲への対応には、それなりのエネルギーが必要だと思うので。女性は、ずっと名字が変わらない場合も、それはそれで周囲への対応が面倒なのですが……。

連載の紹介

小林光恵の「ほのぼのティータイム」
人気漫画「おたんこナース」の原案者である著者が、医療・介護の現場にまつわる話題から看護師のプライベートな悩みまで、気になるテーマを取り上げます。看護師が日常の中でふと感じる疑問や悩みなどに対して、著者ならではユニークな視点から新たな提案をします。仕事で疲れてホッと一息つきたい時におススメのコラムです。

この記事を読んでいる人におすすめ