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「紙おむつ」の呼び方を変えませんか?

2021/04/13
小林光恵

イラスト:立花 満

 1998年12月に出版した小説『ナースマン―新米看護士物語』では、「ナースマン」という造語にたどり着くまでかなり悩みました。当時は、女性看護師は「看護婦」、男性看護師は「看護士」と呼ばれていた時代でしたが、精神科や手術室などの限られたセクションではなく一般病棟にまで男性ナースが配属され始めた変化のタイミングでもありました。

スーパーマン+デヴィッド・ボウイ
 様々な看護領域で男性ナースが活躍する新時代が始まっている──。そのことを広く一般に伝えることもテーマの一つと考え、なじみやすく、一言で意味が伝わる新しい呼称を作ろうとしました。しかし、なかなかいい案が浮かびません。英語のメイルナース(male nurse)では伝わりにくい気がしました。

 やっと思い付いたのが「ナースマン」。「スーパーマン」のような頼もしさと「スターマン」(デヴィッド・ボウイの曲)の歌詞世界のような繊細さという2つの意味を込めた「マン」を「ナース」の後に付けると、男性のナースであることを直接的に伝えることができると思いました。本作はテレビドラマ(2002年1月放送開始)にもなり、その影響もあって「ナースマン」という呼称は一定の認知が得られたと感じています。

連載の紹介

小林光恵の「ほのぼのティータイム」
人気漫画「おたんこナース」の原案者である著者が、医療・介護の現場にまつわる話題から看護師のプライベートな悩みまで、気になるテーマを取り上げます。看護師が日常の中でふと感じる疑問や悩みなどに対して、著者ならではユニークな視点から新たな提案をします。仕事で疲れてホッと一息つきたい時におススメのコラムです。

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