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「身体に異常なし」と言われた患者を誰が救う?(1)
内科系診療科をたらい回しにされ、最終的には…

2017/12/06
石原藤樹(北品川藤クリニック・院長)
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「身体症状症」という病気があることをご存じでしょうか。かつては「身体表現性障害」と呼ばれることの多かった病態が、DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)-5という精神疾患の世界的な診断基準により再整理され、この病名になったのです。

著者プロフィール

いしはら ふじき氏●信州大学医学部医学科、同大学院卒。医学博士。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、1998年より六号通り診療所(東京都渋谷区)所長。2015年10月より北品川藤クリニック(東京都品川区)院長。著書に『誰も教えてくれなかった くすりの始め方・やめ方』『健康で100歳を迎えるには医療常識を信じるな!』。趣味は演劇とマジック。

連載の紹介

医学と看護の交差点でケアを考える
クリニックで診る疾患、症状は多様で、治療がゴールにならない=「ケア領域」の患者さんが多くいます。医学だけでは太刀打ちできない中、医師が看護師などの他の医療従事者と力を合わせ、同じ方向を向いて患者さんと向き合う機会は、実際にはそれほど多くないのではないでしょうか。本連載では、内科開業医である著者が医学と看護の交差点に立ち、過去の知見の分析と臨床知から、医療の形を見直します。

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