日経メディカルAナーシングのロゴ画像

過換気症候群のペーパーバッグ再呼吸法を考える(1)
ペーパーバッグ再呼吸法を全否定してよいのか?

2017/04/19
石原藤樹(北品川藤クリニック・院長)
ペーパーバッグ再呼吸法を全否定してよいのか?の画像

 過換気症候群という病態があります。一般にも広く知られているもので、「過呼吸」と呼ばれることのほうが多いかもしれません。この過換気症候群の治療として、ペーパーバッグ再呼吸という方法があります。ただ、近年この治療法は旗色が悪く、「患者さんの命に関わる危険な方法」と表現されることさえあります。

著者プロフィール

いしはら ふじき氏●信州大学医学部医学科、同大学院卒。医学博士。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、1998年より六号通り診療所(東京都渋谷区)所長。2015年10月より北品川藤クリニック(東京都品川区)院長。著書に『誰も教えてくれなかった くすりの始め方・やめ方』『健康で100歳を迎えるには医療常識を信じるな!』。趣味は演劇とマジック。

連載の紹介

医学と看護の交差点でケアを考える
クリニックで診る疾患、症状は多様で、治療がゴールにならない=「ケア領域」の患者さんが多くいます。医学だけでは太刀打ちできない中、医師が看護師などの他の医療従事者と力を合わせ、同じ方向を向いて患者さんと向き合う機会は、実際にはそれほど多くないのではないでしょうか。本連載では、内科開業医である著者が医学と看護の交差点に立ち、過去の知見の分析と臨床知から、医療の形を見直します。

この記事を読んでいる人におすすめ