
消化管閉塞は、消化管がんなどで将来的に起こる可能性が高い場合には、あらかじめステントを入れたり、バイパスや人工肛門(ストーマ)を作ったりするなど、終末期に困らないような対策を取っておくことが多くなっています。例を一つ挙げると、結腸の肝弯曲の辺りに将来詰まりそうな部位があり、回腸から横行結腸にバイパスを繋いだところ、最後まで食事が摂れた患者さんがいました。
消化管閉塞は、消化管がんなどで将来的に起こる可能性が高い場合には、あらかじめステントを入れたり、バイパスや人工肛門(ストーマ)を作ったりするなど、終末期に困らないような対策を取っておくことが多くなっています。例を一つ挙げると、結腸の肝弯曲の辺りに将来詰まりそうな部位があり、回腸から横行結腸にバイパスを繋いだところ、最後まで食事が摂れた患者さんがいました。
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1990年山梨医科大学(現山梨大学)医学部卒業。武蔵野赤十字病院、町立厚岸病院、自治医科大学血液内科を経て、1994年に諏訪中央病院に着任。96年頃から訪問を中心に緩和ケアを開始し、98年に緩和ケア担当医長に就任。2009年から愛和病院副院長。著書に『看取りの技術』(日経BP)がある。
これまで1500人以上の患者を看取ってきた著者が、患者に納得いく最期を迎えてもらうための“平方流”看取り方を公開。迫り来る「多死社会」を意味あるものにするため、患者を「より良く看取る」ための技と心得を、終末期医療に携わるすべての医療者に向けて伝授する。(平方 眞著、日経BP社、3240円税込)
2020/05/25
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