腹水は、腹腔内に液体が過剰に貯留した状態を言います。腹腔内には通常、数十mLの腹水が常にあり、腸の蠕動時の潤滑油的な働きをしています。腹水は、腹膜から少しずつ出て再び腹膜から吸収され、通常は一定の量を保っています。何らかの原因で、そのバランスが崩れて腹水の量が増えていくと、腹腔内臓器を圧迫したり、横隔膜を介して肺を圧迫したりして、「お腹が張る」「痛い」「みぞおちが苦しい」「息苦しい」などの症状が現れることがあります。

「腹水は抜いてはいけない」とは限らないの画像

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