悪心・嘔吐が生じる原因には、さまざまなものがあります。がんにおける悪心・嘔吐では、薬剤(モルヒネ、抗がん剤など)の副作用によるもの、消化器系(消化管の機械的閉塞によるものを含む)が原因のもの、前庭神経性(内耳性)によるもの、代謝性のもの(水代謝、電解質代謝など)、頭蓋内腫瘍によるもの、精神的要素によるもの──などを考える必要があり、原因に応じた治療を行わないと症状がなかなか止まらず、患者さんはつらい思いをし続けることになります。

使える制吐薬はドンペリドンだけじゃないの画像

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