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「目指すべき老衰」を阻むつらい訴えに対応する(7)食欲不振
悪液質症候群になったら栄養と補液をどうする?

2019/02/20
平方 眞(愛和病院)
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 がんがあって食欲が減少している場合には「悪液質症候群」が関与していることが少なくありません。悪液質症候群とは食欲不振、体重減少、筋肉量の減少を主たる症状とし、疲労感、倦怠感、早期満腹感を伴う症候群です。別の基準では、「筋力低下」「疲労感」「食欲不振」「除脂肪体重の減少」「血液検査異常(炎症性マーカーの上昇、貧血、低アルブミン血症)」の5項目のうち3つ以上を満たすものとする定義もあります。

著者プロフィール

1990年山梨医科大学(現山梨大学)医学部卒業。武蔵野赤十字病院、町立厚岸病院、自治医科大学血液内科を経て、1994年に諏訪中央病院に着任。96年頃から訪問を中心に緩和ケアを開始し、98年に緩和ケア担当医長に就任。2009年から愛和病院副院長。著書に『看取りの技術』(日経BP)がある。

連載の紹介

平方眞の「看取りの技術」
国内に数少ない緩和ケア専門病院で副院長を務める筆者が、これまで1500人以上の患者を看取ってきた経験を基に、患者・家族をより良い死へと導くための技を紹介します。癌などの基礎疾患を抱えていても「最期は老衰を目指す」というのが、筆者の診療スタンス。そのノウハウとは——。
著書『看取りの技術』好評販売中

 これまで1500人以上の患者を看取ってきた著者が、患者に納得いく最期を迎えてもらうための“平方流”看取り方を公開。迫り来る「多死社会」を意味あるものにするため、患者を「より良く看取る」ための技と心得を、終末期医療に携わるすべての医療者に向けて伝授する。(平方 眞著、日経BP社、3240円税込)

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