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意思の分からない患者と「理解力不足」の家族

2017/10/02
久保田 聰美(高陵病院 教育顧問)
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前回、A病院で退院支援を担っている武田メディカルソーシャルワーカー(MSW)と藤田室長の間に少し溝ができてしまったケースを紹介しました。きっかけは、地域連携室が退院支援していた80歳女性の山口さんとその息子さんが、退院した当日に「家での介護が難しい」という理由で、A病院の外来を受診したこと。外来師長と担当医から「どんな退院支援をしたんだ!」に怒られた藤田室長は、その日のうちに武田MSWや病棟の担当看護師と振り返りのカンファレンスを行いましたが、逆効果になってしまったのです。

著者プロフィール

久保田聰美◎くぼたさとみ氏。1986年高知女子大学家政学部看護学科卒。虎ノ門病院、高知県総合保健協会を経て、2004年近森病院に入職。07〜13年同病院看護部長、15年ぺーす代表取締役を経て、現在、高陵病院教育顧問、高知県立大大学院看護学研究科災害看護グローバルリーダー養成プログラム(DNGL)特別研究員。看護学博士。

連載の紹介

はちきんナースの「看護のダイヤを探そう!」
保健師として13年間働いた後、高知県内屈指の急性期病院である近森病院に入職。外来パート勤務を経て病棟師長、看護部長を務め、大学教員、訪問看護ステーション所長など様々な看護のフィールドも経験した筆者が、長年の経験を踏まえて看護の今、そして未来について語ります。看護現場のキラリと光るエピソードを一緒に探しましょう。

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