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医療者と家族で食い違う「退院OK」の基準

2017/08/30
久保田 聰美(高陵病院 教育顧問)
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病院 地域連携室のメディカルソーシャルワーカー(MSW)である武田さんが、珍しく落ち込んでいます。それもそのはず。今朝退院したばかりの山口さん(仮名:80才女性)が、息子さんに連れられて外来を受診しているのです。山口さんは脳梗塞後のリハビリ目的でA病院に約2カ月間入院していましたが、ADLはほぼ自立。息子さんが少し介助すれば自宅での生活は問題ないだろうと判断され、今朝自宅に帰ったところでした。

著者プロフィール

久保田聰美◎くぼたさとみ氏。1986年高知女子大学家政学部看護学科卒。虎ノ門病院、高知県総合保健協会を経て、2004年近森病院に入職。07〜13年同病院看護部長、15年ぺーす代表取締役を経て、現在、高陵病院教育顧問、高知県立大大学院看護学研究科災害看護グローバルリーダー養成プログラム(DNGL)特別研究員。看護学博士。

連載の紹介

はちきんナースの「看護のダイヤを探そう!」
保健師として13年間働いた後、高知県内屈指の急性期病院である近森病院に入職。外来パート勤務を経て病棟師長、看護部長を務め、大学教員、訪問看護ステーション所長など様々な看護のフィールドも経験した筆者が、長年の経験を踏まえて看護の今、そして未来について語ります。看護現場のキラリと光るエピソードを一緒に探しましょう。

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