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「分かっちゃいるけど、傷ついた」訪問看護での出来事

2020/06/24
菊間はっか

イラスト:古村耀子

 訪問看護の仕事をしていると楽しいことも多いのですが、ガッカリすることもあります。精神的ダメージが大きいのは、やはり「出禁(できん)」ではないでしょうか。

 「あの看護師には来てほしくない」「担当を変えてほしい」など、出禁は考えるだけで恐ろしい……。もちろん人間同士ですから相性もありますし、逆に看護師の方から「あのお宅には行きたくない」「担当を降りたい」というケースもあります。

 精神科訪問看護の場合は病状に左右されることも多いため、突然拒絶されたりすることもあります。今回は私が初めて「来てほしくない」と言われてしまった出来事をご紹介します。

著者プロフィール

きくまはっか氏●現役訪問看護師。10年の臨床経験ののち、11年の企業健康管理室勤務などを経て、45歳で訪問看護師デビュー。現在は、東京郊外の訪問看護ステーションで非常勤勤務。趣味は4年前に始めた俳句 。訪問中、自転車を漕ぎながら1句ひねることも。東京郊外に夫と猫2匹と暮らす。

連載の紹介

ぐるぐる訪問看護
父を在宅で看取った経験から、45歳で訪問看護師デビューをしたナースが、固くなった頭と身体をフル回転!して、ぐるぐる悩みながらも楽しく働く日々──。訪問先で出会う個性的な患者やその家族、同僚たちが巻き起こす、笑えてほのぼのするエピソードをお届けします。

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