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訪問看護師が癒やされる家、緊張する家

2020/01/24
菊間はっか

 訪問看護では、決められた時間に沿って利用者のお宅へ伺いケアを行います。私の勤務するステーションでは、1日の訪問スケジュールは管理者である所長が決めています。

 出勤後に当日のスケジュールを見て、「あー、今日のAさんは苦手だな~」「Bさんのお宅は、娘さんがずーっと張りついているから緊張するな~」などと思うことも、口には出さないけれど、しばしばあります(モチロン、しっかりと仕事はします)。

 逆に、「あ、今日は久しぶりにCさんの訪問があるわっ!」「おお、今日の締めは癒やし系のDさんだ!」とニンマリすることもあります。

 人間対人間の関わりなので個人の相性というのもあると思いますが、「あのお宅、緊張するよね」とか「癒やされるよね~」と言う感覚は、他のスタッフと話していてもおおむね一致しているような気がします。

著者プロフィール

きくまはっか氏●現役訪問看護師。10年の臨床経験ののち、11年の企業健康管理室勤務などを経て、45歳で訪問看護師デビュー。現在は、東京郊外の訪問看護ステーションで非常勤勤務。趣味は4年前に始めた俳句 。訪問中、自転車を漕ぎながら1句ひねることも。東京郊外に夫と猫2匹と暮らす。

連載の紹介

ぐるぐる訪問看護
父を在宅で看取った経験から、45歳で訪問看護師デビューをしたナースが、固くなった頭と身体をフル回転!して、ぐるぐる悩みながらも楽しく働く日々──。訪問先で出会う個性的な患者やその家族、同僚たちが巻き起こす、笑えてほのぼのするエピソードをお届けします。

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