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「リハビリパンツ、はきません!」の意外な理由

2019/07/24
菊間はっか
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 キクコさん(88歳)は息子さんと2人暮らしです。キクコさんは、パーキンソン病と診断されて内服治療を続けています。息子さんは仕事があり日中は独居、週3回デイサービスを利用しています。動きは緩慢ですが料理や洗濯など丁寧に行っていて、それが生活の張り合いにもなっている様子でした。

 ある時期から、キクコさんに尿失禁が見られるようになりました。デイサービスでも間に合わずに洋服まで汚してしまい、着替えを借りて帰宅することが何回か続いたようです。ケアマネさんからも、「デイでもリハパンをおすすめするのですが、絶対に嫌だと言ってはいてくれないんです。訪問看護師さんからも説得してください」と電話が入りました。

著者プロフィール

きくまはっか氏●現役訪問看護師。10年の臨床経験ののち、11年の企業健康管理室勤務などを経て、45歳で訪問看護師デビュー。現在は、東京郊外の訪問看護ステーションで非常勤勤務。趣味は4年前に始めた俳句 。訪問中、自転車を漕ぎながら1句ひねることも。東京郊外に夫と猫2匹と暮らす。

連載の紹介

ぐるぐる訪問看護
父を在宅で看取った経験から、45歳で訪問看護師デビューをしたナースが、固くなった頭と身体をフル回転!して、ぐるぐる悩みながらも楽しく働く日々──。訪問先で出会う個性的な患者やその家族、同僚たちが巻き起こす、笑えてほのぼのするエピソードをお届けします。

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