亡くなった人がお別れのあいさつに来る、という話はよくありますね。在宅に限らず病院でも、「患者さんが夢に出てきて、亡くなったのだなと思った」などという話を聞くことがあります。私は霊感があまりないほうで、スピリチュアルなエピソードは残念ながらありません。

 今回は、私自身の体験ではなく同僚の体験談です。家族に看取られながら100歳の大往生を遂げたミチオさん(仮名)は、総合病院の名誉院長でもあるお医者さんでした。晩年は慢性の心不全と呼吸不全があり在宅酸素を使用していたため、体調管理と保清のために週2回の訪問看護を2年間行っていました。

 その主担当看護師が同僚のA子さんであり、私はサブで時々お伺いしていたのですが、そのA子さんのところにミチオさんがお別れのあいさつに来たというお話です。

お別れを言いに来たミチオさんの画像

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