住み慣れた自宅での生活を医療・看護の側面から支えることが訪問看護師の役割ですが、安全で快適な生活を送るためには、それなりに環境を整えておく必要があります。室内はきれいに掃除して、電球が切れたら交換して、食べ物は常に十分補充されていて……。

 しかし、訪問看護でさまざまなお宅に伺っていると、室内はゴミだらけ、電球は切れっぱなし、冷蔵庫は期限切れの食品しかないというお宅のなんと多いことか! 介護保険や医療保険でお伺いしている訪問看護師は、掃除や買い物などの生活支援は基本的には行わないことになっています。日常生活の支援が必要な方にはヘルパーサービスの利用をお勧めするわけですが、「看護師なので、お皿は洗いません。食事のお手伝いはしません」と、スパッと線引きができるというわけでもありません。

どこまでやる? 訪問看護の線引きの画像

ログインして全文を読む