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高齢者肺炎で入院や抗菌薬治療は必要か(2)
「高齢者肺炎に抗菌薬」でQOLが低下?

2015/12/29
福家 良太(北摂総合病院呼吸器内科、感染対策室)
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 前回の続きで、今回は高齢の肺炎患者に対する入院・抗菌薬治療が実臨床において有効であるのかについて解説します。前回に述べた通り、高齢者肺炎は、「感染症」+「基礎疾患(およびその増悪)」から成ります。では、高齢者肺炎の死亡増加という現象は、果たして感染症としての肺炎に抗菌薬が効かないことの表れなのでしょうか? よく「高齢者は抗菌薬治療が効きにくい」なんてことを言う人もいますが、本当でしょうか?

著者プロフィール

ふけ りょうた氏●大阪医科大学卒業後、2009年から北摂総合病院卒後臨床研修医。同病院呼吸器内科、感染対策室を経て、16年から東北医科薬科大学病院感染症内科・感染制御部に所属。日本版重症敗血症診療ガイドライン2016作成メンバー。ブログ「EARLの医学ノート」で医学情報を発信中。

連載の紹介

福家良太の「ベッドサイドで役立つエビデンス」
看護ケアを行う上で、現場にありがちな勘違いや落とし穴など、ベッドサイドですぐに活かせるエビデンスをまとめて発信していきます。日々のケアの見直しや新たな取り組みに活かしていただければと思います。

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