日経メディカルAナーシングのロゴ画像

アナタの美しき爪!その功罪

2015/03/30
安部正敏

 今回から始まる皮膚に関するエッセー。題して「肌と皮膚の隅で」。記念すべき第1回のテーマは、皮膚疾患の王道「アトピー性皮膚炎」や「褥瘡」、あるいは初回大サービスで「しみの取り方」などかと思いきや……あまのじゃくの筆者は、あえて「爪」からスタートしたい。

 滑らかで光沢を有し、スラリと長い爪をもつ若い女性。長い爪甲は、派手なラインストーンや奇抜な3Dアートネイルを施すより何ともスマートであるが、皮膚科医である筆者はなぜこのような長い爪を維持できるのか不思議に思う。実はこのカラクリは爪上皮にある。彼女たちは爪を切る感覚で熱心に爪上皮をカットし、丹念に爪甲を磨いているのである。

著者プロフィール

安部正敏(医療法人廣仁会札幌皮膚科クリニック副院長、褥瘡・創傷治癒研究所)●あべ まさとし氏。1993年群馬大学医学部卒。同大皮膚科入局。米テキサス大サウスウェスタンメディカルセンター細胞生物学部門研究員、群馬大皮膚科講師などを経て、2013年から現職。近年エッセー連載も多数。

連載の紹介

安部正敏の「肌と皮膚の隅で」
看護師が日常的に遭遇する皮膚疾患をテーマに、病態のメカニズムや治療の最新知見、スキンケアのピットフォールなどを解説するエッセー。看護師向けセミナーや書籍などで大人気の安部正敏医師が、分かりやすくレクチャーします。

この記事を読んでいる人におすすめ