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第65回 主訴:[意識障害]
急性発症の意識障害で入院になった77歳女性
桂田雅大(亀田総合病院)

2013/08/20

亀田総合病院 桂田雅大先生

情報源:次女(同居)、本人

【主訴】 急性発症の意識障害

【現病歴】
腰椎圧迫骨折後リハビリのため、入院1週間前まで近医入院をしていた。退院後、なんとなくふらつきを認めていたが、自力歩行を行っていた。
入院日の昼過ぎ、トイレに行こうとしていたところ足がもつれて仰向けに転倒した。転倒時の目撃者はいない。次女が見に行ったとき、意識状態に問題なく、本人の発言では「頭部打撲はなく、臀部をうっただけ」と言っていた。その後、次女は外出。
同日夕方、次女が帰宅をすると、本人が仰臥位で倒れていた。発見時は意識朦朧しており、呂律障害、起立困難を認めたため、当院救急外来を受診となった。救急外来受診後、意識状態は改善を認めた。
一過性意識障害として入院となったが、入院後再度意識障害を認めた。

【Review of systems】
陽性:頭痛・便秘
陰性:発熱・シバリング・盗汗・鼻汁・咽頭痛・咳嗽・喀痰・胸痛・腹痛・下痢・背部痛・頻尿・残尿感・食欲減退

【既往歴】
腰椎圧迫骨折(L1)
非ヘルペス脳炎後のてんかん(12年前)
骨粗鬆症

【内服歴】
カルバマゼピン(テグレトール) 500mg/朝・夕食後
フェニトイン 200mg/朝・夕食後
ボグリボース(ベイスンOD)0.3mg 3T/毎食後
エパルレスタット(キネダック)50mg 3T/毎食前
メコバラミン(メチコバール)500μg 3T/毎食後
シタグリプチンリン(ジャヌビア)50mg 1T/朝食後
ピオグリタゾン(アクトス)15mg 1T/朝食後
アムロジピン(アムロジン)2.5mg 1T/朝食後
リセドロン(ベネット)2.5mg 1T/起床時
ランソプラゾール(タケプロン)15mg 1T/朝食後
セレコキシブ(セレコックス)200mg 2T/朝・夕食後
アセトアミノフェン(カロナール)200mg 9T/毎食後

【アレルギー】 NKFDA

【家族歴】 祖母:糖尿病

【社会・生活歴】
喫煙なし、飲酒歴なし、要介護3

著者プロフィール

MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。

連載の紹介

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