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第36回 主訴: [腰背部痛]
椎体骨折の多発する骨粗鬆症の疑いで紹介受診した74歳女性
竹内靖博(虎の門病院)

2012/10/30

◎虎の門病院 竹内靖博先生

【患者】 74歳女性

【主訴】 腰背部痛

【家族歴・既往歴・嗜好・生活歴】 特記事項なし

【現病歴】
半年前に軽度の腰痛を自覚し他院の整形外科受診。図1のX線像などから骨粗鬆症と診断され、経口ビスホスホネート製剤(リセドロネート週1回内服錠)を処方された。腰痛は軽快傾向にあったが、二週間前に自宅で尻もちをつい後に腰背部痛の悪化を認めた。整形外科受診し図2のX線像から重症骨粗鬆症と判断された。さらなる評価と治療のため当院紹介受診となった。

【身体所見】
身長 150cm、体重 42kg、意識レベルやバイタルサインに問題なし。
神経症状なし。

【検査所見】
血液生化学:総蛋白 7.2 g/dL、アルブミン 3.9 g/dL、Ca 10.1 mg/dL、P 4.5 mg/dL、ALP 209 U/L、Cr 0.7 mg/dL、UA 8.3 mg/dL 血清検査:CRP 0.1 mg/dL
血算:白血球8000/μL、赤血球364万/μL、Hb 10.9 g/dL、MCV 96.2、血小板 282 x 103/μL
尿定性:pH 6.5、糖(-)、蛋白(+)、潜血(-)

著者プロフィール

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