日経メディカルのロゴ画像

第12回 主訴: [背部痛] [腰痛] [両上下肢の疼痛]
病的骨折、全身の疼痛を主訴に受診した76歳女性
竹内靖博(虎の門病院)

2012/03/01

◎出題:虎の門病院 竹内靖博先生

【患者プロフィール】
76歳、女性

【主訴】 両上下肢、腰背部の疼痛

【既往歴】 2009年:高血圧、骨折以外の手術歴なし。

【家族歴】 特記事項なし。骨系統疾患や代謝性骨疾患の家族歴なし。

【生活歴】 飲酒・喫煙なし

【現病歴】
7年前より左右大腿骨頚部、左右前腕骨、肋骨などの骨折を繰り返しており、近医整形外科で重症骨粗鬆症として骨粗鬆症治療薬のビスホスホネート製剤と選択的エストロゲン受容体調節薬(SERM)を処方されていた。四肢、腰背部痛のため体動困難であり、1年前より車イス、歩行補助具を用いて生活していた。血液検査にて低リン血症と高ALP血症を認めたため当院内分泌内科外来を紹介受診。精査加療目的で入院となった。入院時内服薬は、アレンドロン酸ナトリウム35 mg/週、ラロキシフェン60mg 1x、ロキソプロフェンナトリウム頓用、センノシド頓用であった。

【入院時現症】
身長 150cm、体重 42.3kg、体温 36.5℃、血圧 115/55mmHg、脈拍数 72/分、意識清明、眼瞼結膜貧血なし、頚部リンパ節触知せず、甲状腺腫大なし、心音、呼吸音正常:、腹部:平坦・軟・圧痛なし・肝脾腫なし・腸雑音正常、下腿浮腫なし、全身の骨痛、筋力低下あり、左後頭部に径2cmの軽度の圧痛を伴う腫瘤あり。

【血液検査】

著者プロフィール

MedPeer(メドピア)●日経メディカル Onlineとメドピア(株)が共同運営する医師向けコミュニティーサイト。著名臨床研修指定病院との連携によるオンライン症例検討、薬剤に関する口コミ評価、各種のアンケートなどを実施。

連載の紹介

MedPeer ケース・カンファレンス
医師が医師のために運営する日本最大の医師限定掲示板「MedPeer」では、会員医師がネット上で自由に参加できる症例検討会を実施中(iCC;インタラクティブ・ケース・カンファレンス)。その中から興味深い症例をピックアップして紹介します。

この記事を読んでいる人におすすめ