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第5回 主訴: [発熱][左部腰痛]
発熱および左腰部痛を主訴とする41歳女性
坂本和雄(飯塚病院)

2011/12/06

◎出題:飯塚病院 坂本和雄先生

【患者】41歳、女性

◆現病歴
ADL自立した41歳女性。入院前日より頻尿および鈍い左腰部痛があった。入院当日午前より間欠的な下腹部痛があり、寛解増悪を繰り返しながら徐々に悪化した。痛みは臥位で軽快し歩くと響くような痛みであり、嘔気、嘔吐は伴わなかった。下腹部痛主訴に近医産婦人科受診したところ、内診および経膣エコー上は生殖器系に問題はないものの、悪寒があるため内科受診を勧められ、当科外来を受診した。診察時には悪寒に加えて38.7℃の発熱上昇があった。また、このころより両側で左優位の側腹部痛も自覚した。診察上左下腹部およびCVAに圧痛および叩打痛著明であり、血液検査上好中球優位の白血球上昇があり、腎盂腎炎疑いにて当科入院した。

ROS:発熱後食欲低下あり 睡眠;6-7時間/日、体重変化なし;排便;1回/日,排尿;1回/30分(入院前日),残尿感(-),排尿時痛(+)、頭痛(-),耳痛/耳瘻(-),鼻汁(-),喀痰/咳嗽(-),呼吸苦(-),胸痛(-),動悸(-),腹痛(+),腹部膨満感(-),嘔気/嘔吐(-),下痢(-),四肢冷感(-),掻痒感(+),関節痛/筋痛(-),麻痺(-)

著者プロフィール

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