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皮膚穿刺(2)- 皮下注射
注射部位を指でつまみ素早く針を刺す

2007/03/19

皮下注射とは
(ファイルサイズ:4.1M)

 皮下穿刺は、皮膚と筋層の間の皮下組織、つまり脂肪組織と結合組織に注射針を刺入する穿刺法である。皮下組織は血管に乏しいため、薬液を注入した場合、薬液が吸収される速度は比較的遅くなる。薬液の吸収速度は、筋肉内注射のおよそ2分の1、静脈内注射の5分の1程度である。
 皮下注射は、皮下を穿刺して薬剤を投与する手法である。予防注射や鎮静薬など、比較的限られた薬剤が、この方法で投与される。油性の薬剤や懸濁した薬液は、皮下注射には適さない。
 皮下注射は、神経や血管が少なく、近くに骨がないところなら、どこでも行うことができるが、通常は上腕伸側と大腿全面に行う。


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著者プロフィール

福家伸夫(帝京大学ちば総合医療センター救急集中治療センター教授)●ふけ のぶお氏。 1977年東大卒後、同大麻酔科入局。自治医大ICU講師、帝京大市原病院集中治療部助教授を経て、97年より現職。

連載の紹介

【臨床講座】動画で学ぶ 注射・穿刺
日常診療の中で何気なく行っている注射や穿刺。本連載では、注射と穿刺を「血管穿刺」「皮膚穿刺」「体腔穿刺」の3つに大別し、それぞれの手順をビデオで示しながら、スムーズかつ安全に行うコツを紹介します。

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