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皮膚の切開・縫合が必要な疾患の処置(4)炎症を起こした粉瘤
排膿後2~3カ月してから摘出する

2006/09/20

 炎症を起こした粉瘤の処置は、一度切開して内容物を排出し、炎症が治まってから粉瘤全体を取り出す。摘出手術の切開線を考慮しながら切開を加え、内容物を排出したらアクリノールガーゼを詰め、ガーゼを当ててテープで固定する。排膿してから2~3カ月たったら、粉瘤カプセルの摘出術を行う。一度炎症を起こしてカプセルが癒着しているため、切除はやや大きめに行う。

著者プロフィール

平林慎一(帝京大学形成外科教授)●ひらばやし しんいち氏。1976年東大卒。同年、同大形成外科入局。自治医科大形成外科講師を経て、94年より現職。日本形成外科学会専門医。

連載の紹介

【臨床講座】動画で学ぶ 小外科の基本手技
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