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ヒヤリ・ハット事例<135>
モーラスを多い日は10枚も貼って排尿困難!?

2009/01/12

1 処方の具体的内容は?

60 歳代、女性

<処方 1> 当院 (整形外科)より

モーラステープ L 40 mg    全 28 枚
背中、腰、足の痛い部分に 1 日 1 回貼付
オパルモン錠 5 μg 3 錠 1 日 3 回 毎食後 14 日分
ムコスタ錠 100 (100 mg)    3 錠 1 日 3 回 毎食後 14 日分
ブルフェン錠 200 (200 mg) 1 錠 1 日 1 回 朝食後 14 日分



2 何が起こりましたか?

  • 疼痛緩解目的で、<処方 1>のモーラステープ L 40 mg<ケトプロフェン>を処方したが、患者は、痛みの状態によって徐々に 1 度に貼る枚数が増えていき、多い日には背中から足にかけて10枚程度貼ってしまっていた。
     
  • またモーラステープを不適正に大量貼付している期間に、患者は、排尿困難を自覚した。

連載の紹介

医師のための薬の時間
薬物治療に関するヒヤリ・ハット事例や薬物相互作用に関する情報を毎週提供しているNPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンター「医師のための薬の時間」(東京大学大学院薬学系研究科の教員が運営)。その内容の一部をご紹介します。
*印は医薬品ライフタイムマネジメントセンターのWebサイトにあり、記事にリンクしています。

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