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ヒヤリ・ハット事例<134>
フラベリック錠服用でバイオリンの音が低く聞こえる!

2009/01/05

1 処方の具体的内容は?

16 歳代、女性
<処方 1> 当院 (病院) の内科


1) フロモックス錠 100 mg 3 錠
  ロキソニン錠 60 mg 3 錠
  フラベリック錠 20 mg 3 錠
  1 日 3 回 毎食後 5 日分
2) フスタコデイン 3 g (混合 1)
  酸化マグネシウム 1.5 g (混合 1)
  1 日 3 回 毎食後 5 日分
3) カロナール錠 200 2 錠 頓服 発熱時 5 回分
4) イソジンガーグル 7% 30 mL 含嗽


<処方 2> 当院より (処方 1 から 8 ヵ月後)

1) ファロム錠 200 mg 3 錠
  フラベリック錠 20 mg 3 錠
  ポンタールカプセル 250 mg 3 Cap
  セルベックスカプセル 50 mg 3 Cap
  1 日 3 回 毎食後 5 日分
2) カロナール錠 200 2 錠 頓服 発熱時 5 回分


2 何が起こりましたか?

  • 当該患者は<処方 1>服用時、ならびにその 8 ヶ月後の<処方 2>服用時に聴覚の異常(音が低く聞こえる)を訴えた。<処方 1>の時点では、被疑薬としてフロモックス錠とロキソニン錠を疑い、投与を中止したが、<処方 2>においても発現したことから、フラベリック錠<ベンプロペリンリン酸塩>による音感異常が疑われた。

連載の紹介

医師のための薬の時間
薬物治療に関するヒヤリ・ハット事例や薬物相互作用に関する情報を毎週提供しているNPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンター「医師のための薬の時間」(東京大学大学院薬学系研究科の教員が運営)。その内容の一部をご紹介します。
*印は医薬品ライフタイムマネジメントセンターのWebサイトにあり、記事にリンクしています。

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