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1 処方とエピソード
34歳の女性<処方1>某病院の内科
アレビアチン錠 (100 mg) | 3 錠 | 1 日 3 回 | 毎食後 | 28 日分 |
デパケン錠 (200 mg) | 3 錠 | 1 日 3 回 | 毎食後 | 28 日分 |
テオドール錠 (200 mg) | 2 錠 | 1 日 2 回 | 朝食後、就寝前 | 28 日分 |
フルタイドディスカス (100 μg) | 1 個 | 1 日 2 回 | 1 回 1 吸入 | アドソルビン | 3 g | 1 日 3 回 | 毎食後 | 5 日分 |
<処方2>当内科クリニック
ロペミンカプセル (1 mg) | 2 Cap | 1 日 2 回 | 朝夕食後 | 3 日分 |
「純生」タンナルビン | 2 g | 1 日 3 回 | 毎食後 | 3 日分 |
(処方薬の一般名/他の商品名リスト)
・気管支喘息、てんかんの患者。某病院を受診時に、下痢の症状を訴え、<処方 1>のアドソルビンが処方された。その 2 日後、下痢の症状が改善しなかったことから、当内科クリニックを受診したため、<処方 2>の追加を考慮した。
2 問題
(1) 同時併用を避けた方がよい薬剤の組み合わせは?
(2) その理由は?
(3) 本相互作用は服用時間をずらすことで回避できるか?また、回避できるとしたら、どのように処方を変更すればよいか?