討議は2018年7月2日午後10時から開催されました。

 座長は静岡県立静岡がんセンター消化器内科の山崎健太郎氏です。

公開コンセンサス

CRICKET試験
 抗EGFR抗体のrechallengeを検討した少数例のPhase II試験であり、本試験の結果をもとにrechallengeが日常診療のオプションとは結論づけられない。ただし、本試験のliquid biopsyの結果(ctDNA-RAS WTで奏効割合38%)は臨床における同検査の有用性を期待させる内容であり、liquid biopsyの適切なタイミング、対象に関してさらなる検討が必要である。

IMblaze370試験
 PreclinicalおよびPhase Ibの結果から、MSS大腸がんに対するMEK阻害剤+抗PD-L1抗体併用療法の有効性が期待されたが、Phase III試験において有効性は示すことができなかった。Cold tumorへのICIの導入に関してはまだまだ時間がかかりそう。

ACHIVE試験
 今回報告された結果より、感覚性末梢神経障害(PSN)の長期データに関しても3カ月群で有意に良好であった。PSNの長期遺残を軽減することが可能かどうかというCQに対してしっかり結果が出せたものと考える。レジ

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