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楽な検査と普及進む
経鼻内視鏡検査のポイント
(2009.2.20訂正) 

 先端部の外径が5mm前後と非常に細く、鼻腔からの挿入が可能な経鼻内視鏡。従来の経口の内視鏡検査に比べて咽頭反射がなく、苦痛が少ないことから受診者の人気を博し、ここ数年で急速に普及している。

 しかし、そうしたブームの陰で、経鼻内視鏡検査における見落とし例も散見されるようになってきた。一宮市立市民病院(愛知県一宮市)消化器科医長の井口洋一氏は、食道表在癌の見落とし例に遭遇した。

 この患者は、経鼻内視鏡検査で胃癌を指摘され、同科を紹介受診したが、精査の過程で新たに胸部中部食道に0IIc型表在型食道癌が見付かった(写真1)。この食道癌は、深達度sm3で、リンパ節転移などがあってもおかしくない状態だったが、前医の検査では病変を指摘できなかった。

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