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日経メディカル1月号特集連動企画◆“働きマン”の婦人科疾患 vol.3
月経前症候群―多様な訴えの整理に有用なチェック表

 月経時の女性のイライラは誰もが知るところだが、月経前に多彩な精神症状や身体症状が出る患者がいることは意外と知られていない。これらは月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)と呼ばれ、日本産婦人科学会の定義では、「月経前3~10日の黄体期の間に続く、精神的あるいは身体的症状で月経発来とともに減退ないし消失するもの」とされている。

 PMSの症状は身体的症状から精神症状まで非常に多様で、パークサイド広尾レディスクリニック(東京都港区)院長の宗田聡氏は「基本的にどんな症状もあり得る」と語る。なかには、精神疾患と見分けがつかないようなケースもあるそうだ。

 宗田氏が診察で重宝しているのが、月経前症候群のチェック表だ(下表、表の掲載は本オンライン記事のみ)。「患者の訴えが身体的症状、精神症状、社会的症状の全般に及び、それぞれに5~8個くらいチェックが付く場合に、PMSを強く疑うことが多い」と宗田氏。

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