67歳、男性。意識障害。
施設入所中の男性。自室内から大声が聞こえてきたため職員が訪室。会話可能だったが受け答えがおかしく、いびき様の呼吸をしていたため救急要請となった。血糖値、胸部X線、心電図、頭部CT、脳MRIでは大きな変化を認めず、来院1時間後には受け答えがしっかりしてきた。既往歴は脳出血、脳梗塞、アミロイドアンギオパチー、糖尿病、高血圧、低活動性膀胱、頭蓋内多発血管腫。
連載の紹介
カンファで学ぶ臨床推論
病歴と身体所見、検査値などから鑑別疾患を考え、追加の問診や検査によりいかに論理的に診断を絞り込むことができるのか。日常診療の基礎となる「臨床推論」のトレーニングに主眼を置いたカンファレンスを収録しました。本連載は、『日経メディカル』誌の「カンファで学ぶ臨床推論」(旧タイトル:「日常診療のピットフォール」)からの転載です。
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