66歳男性。持続する発熱
38℃を超える発熱が1週間以上持続するため、名古屋第二赤十字病院総合内科の外来を受診した。悪寒・戦慄と、肩・右膝の関節痛があるが、咳嗽、咽頭痛、腹痛、下痢などは生じていない。体幹に紅斑、腹部に痂皮様の皮疹を認めた。
名古屋第二赤十字病院症例カンファレンス
症例提示: 野口善令(総合内科部長)
司会:横江正道(総合内科)
出席者: 研修医A、B、C、D、E、F
研修医、医学生向けに、毎週木曜日に開催。救急外来・総合内科の受診患者を題材に、鑑別診断を考え、病歴聴取、身体診察、検査オーダーを正しく効率的に進めるためのトレーニングを目的としている。