89歳、女性。発熱、意識低下。
10日前から38℃台の発熱が持続し、寝たきり状態となった。意識レベルが低下し、反応が悪くなったことから、救急車を要請し、名古屋第二赤十字病院の救急外来を受診した。右膝痛のため、近医で関節内注射による治療を受けていた。
名古屋第二赤十字病院症例カンファレンス
症例提示:野口 善令(総合内科部長)
司会:横江 正道(総合内科)
出席者:研修医A、B、C、D、E、F
研修医、医学生向けに、毎週木曜日に開催。救急外来・総合内科の受診患者を題材に、鑑別診断を考え、病歴聴取、身体診察、検査オーダーを正しく効率的に進めるためのトレーニングを目的としている。